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加藤 文俊
Fumitoshi Kato

あたらしいコミュニケーションの場をデザインしよう


近年、創造的な場づくりのためのワークショップ、ファシリテーションなどへの関心が高まり、企画や運営方法について、さまざまなノウハウや実践に触れる機会も増えてきました。確かに、会場で実践家に会い、ことばを交わすことには意味があります。でも、一方的に聞くだけ/見るだけで終わってはいないでしょうか。本当に創造的なコミュニケーションは、実現しているのか。あらかじめ用意されたプログラムどおりに、スピーカーが話題提供をおこない、来場者からのコメントや質疑の時間を設けるというやり方に、慣れすぎてはいないでしょうか…。

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「自画持参」は、コミュニケーションの場をデザインすることの意味と方法を、再度問い直す試みです。まずは、参加者全員が、テーマに即して、自らのアイデアを持参することからはじめたいと思います。でもそれは、たんなる参加条件に過ぎないのです。
誰が、どのようなテーマで話をするかは、その場で決まります。そもそも、参加者全員に、話をする機会が与えられるかどうかさえ、わかりません。私たちのコミュニケーションは、シナリオどおりには行かない --- 周りとの関係性のなかで、自分の位置を確認し、どのように場に関わっていくかについて、その都度判断していくことが求められるからです。

3月21日は、「自画持参」の準備の会として、「カフェについて考える」というテーマのもと、十数名が集うことになります。LinkIcon第0回によせて(長岡健)

【BYO】自画持参

BYOは、みんながじぶんのアイデアや想像力を持ち込む集まりです。いわゆる飲み物持ち込みの集まりやパーティーを指す「BYOB」Bring Your Own Bottle (Beer)を意識しつつ、名づけました。そう、自画持参ということです。

持ち込むのは、I (idea)でであったり、あるいは S (Story) かもしれません。文字どおり、画やイメージ (picture) を携えて参加するひともいるかもしれません。ちょっと、実験的な試みです。
2010年3月21日は、その準備の会で、4月からは、定期的に開催したいと考えています。〈自賛〉できるかどうかはともかく、みんながじぶんの思考や頭に描くビジョンを〈持参〉するところからはじめてみることにしました。